岡崎共立病院 井内勲
先日の愛知ベーシックコース、二日目の朝、出かける準備を進める際に何気なくつけていたTVからの『語り手と聞き手の「イメージの共有」』というフレーズに注意が向き、思わず手を止めて見入ってしまった。
その番組は、ご存知の方も多い日テレ系、日曜日、朝7時からの『所さんの目がテン!』という長寿番組において『怪談の科学』とういうテーマ(関東地方では8月17日放送分)であった。大まかな内容の紹介としては、怪談は話を聞くだけの聴覚情報がメインにも拘らず、かなりの恐怖を感じる。それはなぜなのか?その恐怖を演出する様々なテクニックと、怪談に隠された魅力とナゾを解明する。ということで、まず3つ問題提起をし、それを実験、検証しながら結論づけをしている。
詳細は当番組のホームページから参照できるのでそこにお願いするとし、結論的に怪談に隠された3つのテクニックとは、
①擬音を多用し、話をより「リアル」に想像させ、まるで"怪談の世界の当事者"になったような錯覚をおこさせる。
②早口で語ることで、語り手の「緊迫感」が聞き手に伝わりやすくなり、結果、"恐怖を感じやすい状態"をおこさせる。
③1対1に語るのではなく、大勢の中で聴かせることで「怖がっている人が周りにいる」という状態が、ひとりで聞く時より興奮度が増し、より恐怖を感じやすくなる。
という事であった。
今回、自分が興味をひかれたのは先にも述べたが、擬音語にて『イメージの共有』をはかるという部分である。
それは①の内容の中で、「一番大事なのは、イメージが湧かないと困るから私頭の中でいつも画を描いてる」とお馴染み、稲川淳二氏の怪談の恐怖を感じさせるテクニックについてのコメントがあった。さらに、怪談において重要なのは、語り手と聞き手の『イメージの共有』であり、そこで使われるテクニックとして擬音で、感性を刺激する。と彼はインタビューに応じていた。更に番組の中において擬音が持つ聞き手にイメージを共有させる効果について「擬音は言葉で理解するのではなく、感覚的に受け入れることになるのでとてもリアルに感じるようになります。擬音を多用されることによってとても具体的にイメージが出来上がることになります」と心理学者はコメントしていた。
言うまでもなくイメージを治療ポイント、toolとして臨む我々は、擬態語も含め、オノマトペを使用し、また患者にも言語記述してもらう。自分としてここであらためて、時には「聞き手」でもあり「話し手」でもある患者や我々、治療者は、この擬音の持つ『イメージの共有』という効果を視野に入れ、どんなオノマトペをどのように活かして使用していくのか。どのようにそれらを理解していくのかを再考する必要があると、朝の慌しい準備の中、気づかされた。
そしてきっとこの話題への選択的注意も、特にベーシックコース途中であった事も大いに影響しているであろうことに、感謝したい。
2014年9月2日火曜日
重度認知症患者の中枢性の痛みの評価と治療
若月 勇輝(西尾病院)
重度認知症患者の中枢性の痛みの評価と治療
( Assessment and Management of Pain, with Particular Emphasis on Centeral Neuropathic Pain, in Moderate to Severe Dementia )
Erik J.A.Scherder 著
Drugs Aging 29号 ( 2012年7月 )
臨床の中では、認知症を合併した骨折患者が多くいます。その患者が痛みを訴えますが、本当に痛いのかどうか、どのくらい痛いのか、そもそも認知症の痛みの特徴は何なのかを調べていました。最新の知見を得るために、新しいレビュー論文を探していました。
今回私が読んだ論文は、私が持っている論文の中では、最も新しい認知症の痛みについてのレビュー論文です。著者であるErik J.A.Scherderは、オランダのアムステルダム自由大学(Vrije Universiteit Amsterdam)の教育学部と心理学部の教授であり、認知症についての研究論文を多く執筆している研究者です。
中枢性の痛みは、これまで脳卒中患者を中心に語られており、認知症患者の痛みは中枢性のものということはあまり多く言われていないそうです。白質病変を生じる認知症も中枢性の痛みを生じる可能性があり、認知症患者の痛みは中枢性が最も多いのではないかと主張していました。また、認知症患者の痛みは原因が分からず、治療されないままになっていることがあり、その治療の重要性について記述していました。
認知症患者の中枢性の痛みの評価方法は、一般的な自己報告の痛みに加え、痛み行動評価を併用することが妥当だろうと述べていました。また、その他の評価には、感覚検査や脈や血圧などの自律神経系の検査、不安などの情動の評価、腱反射やバビンスキー反射などの病的反射の検査が紹介されていました。治療は投薬や電気刺激について記載されており、リハビリテーションに関しては記載されていませんでした。
中枢性の痛みは、認知神経リハビリテーションにおいても介入できる可能性があります。認知症患者に対しても、諦めずに介入していきたいと感じた論文でした。
重度認知症患者の中枢性の痛みの評価と治療
( Assessment and Management of Pain, with Particular Emphasis on Centeral Neuropathic Pain, in Moderate to Severe Dementia )
Erik J.A.Scherder 著
Drugs Aging 29号 ( 2012年7月 )
臨床の中では、認知症を合併した骨折患者が多くいます。その患者が痛みを訴えますが、本当に痛いのかどうか、どのくらい痛いのか、そもそも認知症の痛みの特徴は何なのかを調べていました。最新の知見を得るために、新しいレビュー論文を探していました。
今回私が読んだ論文は、私が持っている論文の中では、最も新しい認知症の痛みについてのレビュー論文です。著者であるErik J.A.Scherderは、オランダのアムステルダム自由大学(Vrije Universiteit Amsterdam)の教育学部と心理学部の教授であり、認知症についての研究論文を多く執筆している研究者です。
中枢性の痛みは、これまで脳卒中患者を中心に語られており、認知症患者の痛みは中枢性のものということはあまり多く言われていないそうです。白質病変を生じる認知症も中枢性の痛みを生じる可能性があり、認知症患者の痛みは中枢性が最も多いのではないかと主張していました。また、認知症患者の痛みは原因が分からず、治療されないままになっていることがあり、その治療の重要性について記述していました。
認知症患者の中枢性の痛みの評価方法は、一般的な自己報告の痛みに加え、痛み行動評価を併用することが妥当だろうと述べていました。また、その他の評価には、感覚検査や脈や血圧などの自律神経系の検査、不安などの情動の評価、腱反射やバビンスキー反射などの病的反射の検査が紹介されていました。治療は投薬や電気刺激について記載されており、リハビリテーションに関しては記載されていませんでした。
中枢性の痛みは、認知神経リハビリテーションにおいても介入できる可能性があります。認知症患者に対しても、諦めずに介入していきたいと感じた論文でした。
2014年8月15日金曜日
スーパープレゼンテーション
進藤 隆治(岡崎共立病院)
スーパープレゼンテーション(NHK Eテレ 毎週水曜日22:00~22:25)
スーパープレゼンテーションは、NHKで放送されているプレゼンテーションを題材とした語学教養番組である。この番組は、アメリカで開催されている大規模カンファレンス「TED Conference」の講義を日訳字幕付きで放送している。一度見て面白いと思い、皆に遅れながら、毎週水曜22時に録画予約して観ている。
ここでの発表者は、あらゆる分野の最先端をいっている方々で、話し・表現・スライドを駆使したプレゼンで視聴者を魅了する。自分の場合は、テーマというより発表者がどのように視聴者に伝えるのかといった発表の仕方に興味があり、この番組を観るようになった。
自分と他者の交流は、自分の主張と他者の主張から共有できる部分を確認し、また違う部分を明らかにする事で、確認や新たな認識となると考える。
自分の主張を整理し、他者にわかりやすく伝えることが必要であり、また、他者の主張を聴き、理解することできるだけ余力(余裕)が必要である。これは普段の患者とその家族、同僚、専門仲間など、自分に関わる全ての人とのやりとりの中で重要だといえる。
この番組は、自分がどのようにプレゼンできるかといった引き出しを増やしてくれる。理想のプレゼンをできるように今後も観ていきたい番組である。
スーパープレゼンテーション(NHK Eテレ 毎週水曜日22:00~22:25)
スーパープレゼンテーションは、NHKで放送されているプレゼンテーションを題材とした語学教養番組である。この番組は、アメリカで開催されている大規模カンファレンス「TED Conference」の講義を日訳字幕付きで放送している。一度見て面白いと思い、皆に遅れながら、毎週水曜22時に録画予約して観ている。
ここでの発表者は、あらゆる分野の最先端をいっている方々で、話し・表現・スライドを駆使したプレゼンで視聴者を魅了する。自分の場合は、テーマというより発表者がどのように視聴者に伝えるのかといった発表の仕方に興味があり、この番組を観るようになった。
自分と他者の交流は、自分の主張と他者の主張から共有できる部分を確認し、また違う部分を明らかにする事で、確認や新たな認識となると考える。
自分の主張を整理し、他者にわかりやすく伝えることが必要であり、また、他者の主張を聴き、理解することできるだけ余力(余裕)が必要である。これは普段の患者とその家族、同僚、専門仲間など、自分に関わる全ての人とのやりとりの中で重要だといえる。
この番組は、自分がどのようにプレゼンできるかといった引き出しを増やしてくれる。理想のプレゼンをできるように今後も観ていきたい番組である。
2014年8月1日金曜日
たまにはぼんやりと
首藤 康聡(岡崎南病院)
先日、夏休みを利用して九州の実家に帰ってきましたが、やはり地元は良いものですね。僕の地元は海のそばで子どもの頃から海辺で良く遊んでいました。さてその海を妻と子どもが浜辺で遊んでいたわずかな時間ぼんやりと眺めていたのですが、なんだかすっきりとした感じがしました。
さて、このぼんやりとする時間。実は非常に大切な時間なんです。このぼんやりとしている間にも脳は活動し、最近の研究では自己認識や記憶の想起、他者の心の推定などに関与するのではないかといわれています。実はこのようにぼんやりとしていても脳が勝手に仕事をしてくれているんですが、この様な活動はデフォルトモードネットワーク(Default Mode Network:DMN)と呼ばれています。
DMNはワシントン大学医学部のM・E・レイクル教授が2001年に発見した脳活動なんですが、これは複数の脳領域で構成されるネットワークで、脳内の様々な神経活動を同調させる働きがあると言われています。また実験では後部帯状回と前頭葉内側が活動したそうです。また最近の研究ではDMNの機能障害は認知症や鬱病、自閉症や統合失調症などの疾患に関与するのではないかと言われています。
認知神経リハビリテーションを学んでいくとどうしても脳を活性化させ、組織化する必要があると考えてしまいがちです。それは決して間違いではないと思います。しかし、DMNを考えると時にはぼんやりする時間がより脳の組織化を促すような気がしてなりません。
認知神経リハビリテーションは今、行為間比較という新たな課題に向かっていこうとしています。しかし、まだまだ考えなければ成らない基礎がある事を忘れてはいけないと思いますし、その基礎を整理して臨床応用していくためにはぼんやりする時間も必要ではないでしょうか。きっとこの時期は夏休みをとる方もいらっしゃると思います。いかがですか。今年の夏休みはちょっとぼんやりしてみませんか。
先日、夏休みを利用して九州の実家に帰ってきましたが、やはり地元は良いものですね。僕の地元は海のそばで子どもの頃から海辺で良く遊んでいました。さてその海を妻と子どもが浜辺で遊んでいたわずかな時間ぼんやりと眺めていたのですが、なんだかすっきりとした感じがしました。
さて、このぼんやりとする時間。実は非常に大切な時間なんです。このぼんやりとしている間にも脳は活動し、最近の研究では自己認識や記憶の想起、他者の心の推定などに関与するのではないかといわれています。実はこのようにぼんやりとしていても脳が勝手に仕事をしてくれているんですが、この様な活動はデフォルトモードネットワーク(Default Mode Network:DMN)と呼ばれています。
DMNはワシントン大学医学部のM・E・レイクル教授が2001年に発見した脳活動なんですが、これは複数の脳領域で構成されるネットワークで、脳内の様々な神経活動を同調させる働きがあると言われています。また実験では後部帯状回と前頭葉内側が活動したそうです。また最近の研究ではDMNの機能障害は認知症や鬱病、自閉症や統合失調症などの疾患に関与するのではないかと言われています。
認知神経リハビリテーションを学んでいくとどうしても脳を活性化させ、組織化する必要があると考えてしまいがちです。それは決して間違いではないと思います。しかし、DMNを考えると時にはぼんやりする時間がより脳の組織化を促すような気がしてなりません。
認知神経リハビリテーションは今、行為間比較という新たな課題に向かっていこうとしています。しかし、まだまだ考えなければ成らない基礎がある事を忘れてはいけないと思いますし、その基礎を整理して臨床応用していくためにはぼんやりする時間も必要ではないでしょうか。きっとこの時期は夏休みをとる方もいらっしゃると思います。いかがですか。今年の夏休みはちょっとぼんやりしてみませんか。
2014年7月15日火曜日
身体知獲得のツールとしてのメタ認知的言語化
佐藤 郁江(岡崎南病院)
身体知獲得のツールとしてのメタ認知的言語化
諏訪 正樹著
人工知能学会誌20巻5号(2005年9月)
身体知(身体が覚え込んだ技やコツ)につての仮説が書かれている論文である。言語的意識がなくなり身体が技を覚え込んで無意識にこなすようになった時、身体知を獲得したと考えるとある。この裏づけとして、ゴルフにおける素人とエキスパートの言語的意識の違いを指摘していた。その中に奇形のパターの使用時はエキスパートでさえも熟達状態ではないため言語化か行えるとあった。そしてこの論文の中の実験で歌うことの中で言語量とパフォーマンスに相関がみられたとある。言語化とパフォーマンスの直接的な研究があり興味深かった。もちろん健常者で行われているものであり、言語化の内容もあると考えられる。言語化されにくい身体知につても言語化することの意味をもう一度考えることができた。
身体知獲得のツールとしてのメタ認知的言語化
諏訪 正樹著
人工知能学会誌20巻5号(2005年9月)
身体知(身体が覚え込んだ技やコツ)につての仮説が書かれている論文である。言語的意識がなくなり身体が技を覚え込んで無意識にこなすようになった時、身体知を獲得したと考えるとある。この裏づけとして、ゴルフにおける素人とエキスパートの言語的意識の違いを指摘していた。その中に奇形のパターの使用時はエキスパートでさえも熟達状態ではないため言語化か行えるとあった。そしてこの論文の中の実験で歌うことの中で言語量とパフォーマンスに相関がみられたとある。言語化とパフォーマンスの直接的な研究があり興味深かった。もちろん健常者で行われているものであり、言語化の内容もあると考えられる。言語化されにくい身体知につても言語化することの意味をもう一度考えることができた。
2014年7月1日火曜日
子どもが自ら考えて行動する力を引き出す
尾﨑 正典(尾張温泉リハビリかにえ病院)
子どもが自ら考えて行動する力を引き出す 魔法のサッカーコーチング
畑 喜美夫 著 安芸南高校サッカー部監督 株式会社カンゼン
FIFA サッカーワールドカップ2014が開催されている。サッカーファンはもちろんのこと日本国民がJAPAN を応援していたことでしょう。
最近読んだ本に、私の故郷である広島の高校サッカーチーム監督の書かれた本を読みました。筆者は選手として全日本ユース代表、大学では総理大臣杯、全日本インカレ、関東選手権の3冠をとり卒業後、高校教師として故郷に帰り、監督としては全国高校総体優勝という経歴を持っています。筆者の指導の特徴は「教えない」指導法であり「自主自立の人間育成」つまり、「自分で考えて、自分で判断し行動できる」選手育成の指導である。トップダウンの指導が常であるスポーツ界においてボトムアップ理論で行う指導には賛否両論あるようですが、結果を出さなければならないスポーツにおいて全国優勝という実績を出しているということは、この指導方法は何かリハビリ治療の中で参考になることがあるのではないかと読んでみました。
認知神経リハビリテーションのセラピストと患者の関係は教師と学生の関係であり、どのようにして患者を学習させていくのか、教師であるセラピストは常に考えなければなりません。いくつか読んでいく中で私が気になった文章を挙げてみたいと思います。
・コーチが子供たちに教えすぎず、考えさせたり、創造させたりする時間を与えてほしい。
・コーチは自分の意見や主張をするのではなく、子供たちの思いや意見を聞き出し、取りまとめて組織の方向性を導く。
・すぐに「ダメだ」というのではなく、子供たち自身でどうしてできなかったのかを考えさせて、自らの打開策を導いていくのです。成功体験をもうワンステップ伸ばす問いかけをします。
・子供たちが、うまくいかなくなって苦しんでいるときに、すぐ手を差し伸べずに、子供たちが考えて解決する瞬間を見守っておいて下さい。そうしたときは、すこし距離をおいて様子を見ながら、自分で考えて解決しようとしているか、見てあげて下さい。
読んでいると伝統的なリハビリテーションがトップダウン式の指導法で、ボトムアップ理論の「考えさせる指導法」が認知神経リハビリテーションの治療に感じます。
患者自身が自分自身の身体を感じ、考え、気づく。そして、セラピストは患者の感じたこと、考えたこと聞き出し、方向性を導く。
筆者の言う「自分自身で考えて、自分で判断し行動できる」選手育成。これは認知神経リハの治療の「どんな環境にも対応できる身体の創造」と同じではないだろうか。
子どもが自ら考えて行動する力を引き出す 魔法のサッカーコーチング
畑 喜美夫 著 安芸南高校サッカー部監督 株式会社カンゼン
FIFA サッカーワールドカップ2014が開催されている。サッカーファンはもちろんのこと日本国民がJAPAN を応援していたことでしょう。
最近読んだ本に、私の故郷である広島の高校サッカーチーム監督の書かれた本を読みました。筆者は選手として全日本ユース代表、大学では総理大臣杯、全日本インカレ、関東選手権の3冠をとり卒業後、高校教師として故郷に帰り、監督としては全国高校総体優勝という経歴を持っています。筆者の指導の特徴は「教えない」指導法であり「自主自立の人間育成」つまり、「自分で考えて、自分で判断し行動できる」選手育成の指導である。トップダウンの指導が常であるスポーツ界においてボトムアップ理論で行う指導には賛否両論あるようですが、結果を出さなければならないスポーツにおいて全国優勝という実績を出しているということは、この指導方法は何かリハビリ治療の中で参考になることがあるのではないかと読んでみました。
認知神経リハビリテーションのセラピストと患者の関係は教師と学生の関係であり、どのようにして患者を学習させていくのか、教師であるセラピストは常に考えなければなりません。いくつか読んでいく中で私が気になった文章を挙げてみたいと思います。
・コーチが子供たちに教えすぎず、考えさせたり、創造させたりする時間を与えてほしい。
・コーチは自分の意見や主張をするのではなく、子供たちの思いや意見を聞き出し、取りまとめて組織の方向性を導く。
・すぐに「ダメだ」というのではなく、子供たち自身でどうしてできなかったのかを考えさせて、自らの打開策を導いていくのです。成功体験をもうワンステップ伸ばす問いかけをします。
・子供たちが、うまくいかなくなって苦しんでいるときに、すぐ手を差し伸べずに、子供たちが考えて解決する瞬間を見守っておいて下さい。そうしたときは、すこし距離をおいて様子を見ながら、自分で考えて解決しようとしているか、見てあげて下さい。
読んでいると伝統的なリハビリテーションがトップダウン式の指導法で、ボトムアップ理論の「考えさせる指導法」が認知神経リハビリテーションの治療に感じます。
患者自身が自分自身の身体を感じ、考え、気づく。そして、セラピストは患者の感じたこと、考えたこと聞き出し、方向性を導く。
筆者の言う「自分自身で考えて、自分で判断し行動できる」選手育成。これは認知神経リハの治療の「どんな環境にも対応できる身体の創造」と同じではないだろうか。
2014年6月15日日曜日
ミラクルボディー
荻野 敏(国府病院)
ミラクルボディー(NHKスペシャル)
http://www.nhk.or.jp/special/miraclebody/004/
いよいよFIFAサッカーワールドカップ2014が開幕しましたね。このヒントを書いている時点で日本は・・・・・、という感じですが前向きにがんばって欲しいです。そんなワールドカップ開幕直前に2週にわたってNHKスペシャルでミラクルボディーの第4弾が放送されました。第1週目はブラジルの至宝ネイマール! 第2週目はスペイン代表です。
ネイマールの身体、そしてスペイン代表シャビとイニエスタの脳!
シャビとイニエスタは身長が低くフィジカルが弱いと言われ続けていました。しかし身体サイズを補って余りある創造性と空間把握能力!しかもそれを二人は相互に補完し合っているんです。
こんなの見せられたら、今回のワールドカップはまたスペインの優勝かなあって思っちゃいました。しかしグループリーグの蓋を開けてみると・・・・・・・・・。
ワールドカップは何が起こるかわからない!
世界中の予選から勝ち抜いてきた国の代表が、一堂に会して競い合う。そこは世界最高レベルの身体能力と脳機能の集約地。熱戦がこの地球の裏側で行われているって考えると、もうドキドキしちゃいます(笑)
見逃しちゃった方は再放送の機会は見逃さないようにしてください。そして、感覚のすごさ、脳のすごさを感じてみてください。
ミラクルボディー(NHKスペシャル)
http://www.nhk.or.jp/special/miraclebody/004/
いよいよFIFAサッカーワールドカップ2014が開幕しましたね。このヒントを書いている時点で日本は・・・・・、という感じですが前向きにがんばって欲しいです。そんなワールドカップ開幕直前に2週にわたってNHKスペシャルでミラクルボディーの第4弾が放送されました。第1週目はブラジルの至宝ネイマール! 第2週目はスペイン代表です。
ネイマールの身体、そしてスペイン代表シャビとイニエスタの脳!
シャビとイニエスタは身長が低くフィジカルが弱いと言われ続けていました。しかし身体サイズを補って余りある創造性と空間把握能力!しかもそれを二人は相互に補完し合っているんです。
こんなの見せられたら、今回のワールドカップはまたスペインの優勝かなあって思っちゃいました。しかしグループリーグの蓋を開けてみると・・・・・・・・・。
ワールドカップは何が起こるかわからない!
世界中の予選から勝ち抜いてきた国の代表が、一堂に会して競い合う。そこは世界最高レベルの身体能力と脳機能の集約地。熱戦がこの地球の裏側で行われているって考えると、もうドキドキしちゃいます(笑)
見逃しちゃった方は再放送の機会は見逃さないようにしてください。そして、感覚のすごさ、脳のすごさを感じてみてください。
