2013年6月16日日曜日

日常にある臨床のヒント

首藤 康聡(岡崎南病院)

先日、子どもの授業参観に行き、その後にPTAが主催する教育講演を聞いてきました。内容は親業についてでした。もし、ご興味があれば以下のサイトを覗いて見てください。(https://sites.google.com/site/fureaicom/)

僕はこの講演を聞きながら、ミラーニューロンや心の理論、間主観性などを思い起こしていたんですが、当然PTA会員に向けた一般的な話なので、このようなキーワードは出てくる事はありませんし、そこを意識した講演をされたかどうかはわかりません。ただ僕には少なくとも今までの知識を確認する事が出来たのは事実ですし、これまで学んだ知識が普段の生活の中でこのように使われているんだなと確認し、そして講演で学んだ事を自宅で実践し結果を残す事が出来ました。細かい内容はプライベートなので話せませんがこれって認知神経リハビリテーションの考え方に似てるなって思いませんか?

僕は講義(=訓練)を通して日常(=行為)との比較を行いながら学習して行くことが出来たのでまさに行為間比較の考え方ではないでしょうか?

さてここで僕が言いたいことは行為間比較の考え方がこんな場面にも潜んでいたということです。臨床のヒントはいつでもどこでにでも転がっていると思います。それを見つけて行くことがまた自分の臨床の幅を広げていくのではないでしょうか?いかがですか?皆さんは日常の中にどのような臨床のヒントを見つけていますか?

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