2015年12月1日火曜日

相手に本気で話をきいてもらう唯一のコツ

進藤 隆治(岡崎共立病院)

相手に本気で話をきいてもらう唯一のコツ

「会話は面白くなくてはいけません。
どれほど、内容が濃くて役に立つ話でも、長くて面白くなければ嫌われる。
だからといって、笑いを取ろうと無理すれば失敗します。面白がってくれたとしても、品の悪い人間と思われたりする。
面白いネタには限りがあるので、いつも成功することはむずかしい。
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眉根を開いて、心から自然に湧き出してくる晴れやかな表情をもって、相手と向き合うこと。
これこそが、相手に本気で話を聞いてもらえる、唯一の秘訣です。
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(森鴎外生き方の『知恵袋』人生論ノートP.90,91:齋藤孝 編・解説)

上記の文章は読み、先日聴いた講義を思い出した。
11月22日にみえ認知神経リハビリテーション勉強会の特別講義にて鶴埜先生の講義だが、難しい内容を簡潔に、要点をまとめ、面白く話をされていた。
私自身も今年は何回か院内で勉強会を開いたり、学会発表もしたが、大変緊張もしたし、早口になったり、視聴してくださった先生の眠りを誘ってしまったりと上手く話ができなかったことを思い出す。
鶴埜先生はとても晴れやかな表情で話しをされていて、とても聞きやすいと感じた。
そして、本当に認知神経リハビリテーションや研究、勉強会で一緒に盛り上げている仲間のことが好きなんだと思った。
今回の話は、自分が楽しいと思える発表がしたいと強く想った機会となった。

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